TOP > 外壁塗装の基礎知識 > 外壁塗装の正しい工程と日数 > ブロワー清掃とは?ゴミや水分を吹き飛ばす清掃方法
更新日:2017/06/14

この記事を評価する

閉じる
この記事のアドバイザー情報※各タブをクリックすると詳細が見れます

解説者鈴木良太【外壁塗装110番 代表】
幼少の頃、二世帯住宅に住んでいた祖母が悪徳業者に騙されたのをきっかけに外壁塗装110番を立ち上げました。累計20,000件を超えるお客様からの相談や、一級塗装技能士の資格を持つプロの職人に話を聞き、より正確な情報を掲載できるよう心掛けています。

宇野清隆【株式会社カルテット 代表】
職人暦20年、他の塗装店にも技術などを教えるプロ中のプロ。日本ペイント、アステック、その他の大手塗料メーカーから全国1位の実績と表彰。審査の厳しいホームプロでは、毎年顧客満足優良店に選ばれる。

児玉圭司【株式会社児玉塗装 代表】
名古屋市で地元のお客様に愛されて50年。児玉塗装の3代目。16歳の若さで塗装業入りし、趣味も特技も塗装。圧倒的な知識と技術でお客様からの満足度も高い。

ブロワー清掃とは?ゴミや水分を吹き飛ばす清掃方法

【この記事の要約】

ブロワー清掃とは、ブロワーと呼ばれる送風機を使い、ゴミやホコリ、落ち葉、水滴などを吹き飛ばして除去することを言います。

例えば、塗装する前に高圧洗浄で塗装面を綺麗にしますが、全ての箇所をその日に塗装するわけではないので、次の日になると細かいゴミなどが付着していることがあります。そのため、塗装前にブロワー清掃を行い綺麗にしてから塗装します。

ここでは、ブロワー清掃を行う工程を説明いたします。

ブロワー清掃を行う工程

施工前、施工中

ケレン作業後に出たケレンかすや、旧塗膜、ゴミ等を手で取りきれない場合、ブロワーで吸い取ったり、逆に吹き飛ばしながら一か所に集めて清掃します。屋根の上に溜まった落ち葉や埃を掃除するときにも使います。

一般家庭の塗替え時にはあまり使われませんがコンクリートの建物の場合アンカーボルトの穴内の細かな清掃にも用いられます。

雨樋の清掃

雨樋は、落ち葉などのゴミが溜りやすい場所です。そのため、ブロワーを使い清掃します。ゴミをそのままにしておくと、雨水などが排水されず、軒を伝わって建物内部へ侵入する原因にもなります。

施工後

施工後、旧塗膜などの細かいカスを掃除するときにも使います。

主なブロア用品の種類

・マキタ 充電式ブロア UBシリーズ
・RYOBI 充電式ブロア
・BOSCHU 100V対応ブロア

電動工具メーカーより多種のブロアが発売されていますが、中でもマキタのブロアのように充電器が他のマキタの電動製品と共有して使えるタイプが人気です。 マキタの場合、本体だけ購入して充電器は手持ちのマキタ製品の充電器でも大丈夫です。

工程に関するコンテンツ

仮設工事とは、外壁塗装で一番最初の工程で、足場やメッシュシートをかける作業です。ここでは、足場やメッシュシートの単価相場を説明しています。

外壁や屋根面の汚れや旧塗膜を水で洗い流す工程が高圧洗浄です。ここでは、高圧洗浄の種類と単価相場を説明しています。

養生は、塗装する際に塗料が付いてしまうと困る箇所をビニールなどで保護する作業です。ここでは、養生の種類と単価相場を説明しています。

錆止めは、金属部分を塗装する前に行う下塗りの工程です。ここでは、錆止めの種類と単価相場を説明していきます。

ケレンとは、主に鉄部をヤスリで擦り、汚れやサビを落とし塗料の付着をよくする作業です。ケレンには1~4種まであります。ここでは、種類別の作業と単価を説明していきます。

シリコンやフッ素というような上塗り塗料の前に塗り、上塗り材との密着をよくする役割があります。

屋根材と屋根材の隙間が塗料で埋まってしまわないように、隙間を作る作業を縁切りと言います。2種類ある工法の違いを説明していきます。

ベランダは、劣化を放置しておくと雨漏りの原因になりやすい箇所なので、防水塗装が必要です。ここでは、防水塗装の種類と単価について説明していきます。

不在中でも大丈夫か?隣人への挨拶はどうするか?など施工中に関する質問に回答していきます。

下地処理は、仕上がりの美観を左右するだけではなく、耐久年数にも関わってくる重要な作業です。ここのでは、どのような下地処理があるか説明します。

基本的に外壁や屋根に塗る回数は、下塗り、中塗り、上塗りの合計3回です。ですが、これは塗料メーカーが発表している塗料の性能を引き出すための最低限の塗装回数です。

ピックアップ

外壁塗装業者

外壁塗装の基礎知識

運営団体について

ページトップへ戻る
今すぐ相場を確認する