オーデフレッシュは、日本ペイントが開発した外壁用の塗料です。種類は3種類あり、全て水性タイプなので、臭いも少なく、環境に適している塗料です。

・ウレタンタイプの「オーデフレッシュU100Ⅱ」
・シリコンタイプの「オーデフレッシュSi100Ⅲ」
・フッ素タイプの「オーデフレッシュF100Ⅲ」

特徴とメリット

オーデフレッシュは、オーデリウォールシステムという独自の技術により、高耐候性、低汚染性を兼ね備えている塗料です。

幅広い外壁の種類に対応しており、下塗り材を組み合わせることで、外壁の基礎部分に防水機能や防藻・防カビ機能を施すことができます。

安全性

水性塗料でF☆☆☆☆なので安全です。

艶の種類

ウレタンとシリコンは、艶有り、7分艶有り、5分艶有り、3分つ艶有り、艶消しの5種類になります。

またフッ素は、艶有り、7分艶有り、5分艶有りの3種類から選択できます。

デメリット

金属面には塗装ができない

オーデフレッシュはあらゆる外壁材に対応していますが、金属製の外壁には塗装ができません。また、水切りや破風などの付帯部に金属を使用している場合も、その部分は塗装不可となります。

気温が低いと乾燥が遅くなる

他の塗料でも同じことが言えますが、オーデフレッシュは冬場や低温化になると乾燥に時間がかかるといったデメリットがあります。

メーカーでは重ね塗りが可能になるまでに必要な乾燥時間の目安を、気温が23℃の場合は3時間以上、気温30℃では2時間以上と発表しています。ですが、気温が5～10℃の場合は、8時間以の乾燥時間を推奨しており、暖かいときに比べて約3～4倍の時間がかかってしまいます。

また、約8時間の乾燥時間を設けても十分に乾いていないケースもあり、乾燥していないことに業者が気が付かずに重ね塗りをすると、施工不良に発展してしまう恐れもあります。

寒い時期でも塗装は可能ですが、工期の遅れや乾燥不足による施工不良の可能性があるため、冬の寒さが厳しい寒冷地の場合は注意が必要です。

塗料の価格や単価

日本ペイントのサイトに掲載されている価格は以下の通りです。実際に施工するときには3回塗りの合計単価でシリコンは2,800円～3,300円/m2、フッ素は 3,300円～3,900円/m2が相場になります。

実際にオーデフレッシュSi、Fを使用した業者からの評判

	水性塗料ですが、油性に退けをとらない光沢、耐久性があり、コーキング面の亀裂等が目立たないです。
	色々な塗料を使いましたが、水性シリコンでの耐久性を考えるとこの塗料が一番かと思います。
	セラミシリコンなどの他のシリコンとあまり違いはないです。同じシリコンの設計単価では一番高いです。
	外壁材がモルタルならオーデフレッシュ、サイディングならシリコンセラを使っています。

公式サイト

・オーデフレッシュU100Ⅱ
・オーデフレッシュSi100Ⅲ
・オーデフレッシュF100Ⅲ

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塗料の種類別の詳細

アクリル塗料

新しいピュアアクリルなどの特殊な塗料以外はもう使用されない。

ウレタン塗料

付帯部以外では、ほとんど使用されない。シリコンの前に主流だった塗料。

シリコン塗料

耐久年数と価格のバランスがよく最も使われている塗料。

ラジカル制御型塗料

今、最も注目されているされている塗料。値段がシリコンと同等で、耐久性がシリコンとフッ素の間。

フッ素塗料

耐久性も高いが、値段もかなり高い。外壁はシリコン、屋根はフッ素という使われ方をする。

光触媒塗料

太陽の光で汚れを分化し、雨の水で洗い流す特殊な機能がある。耐久性も長いが、単価も高い。

無機塗料

塗料のグレードの中で最も高く、耐久性も最も高い。新しい塗料で注目されている。

塗料選びに役立つ知識

設計単価や出荷証明など業者でなければ知らないような言葉について説明しています。また、良くある質問にも回答しています。