幼少の頃、二世帯住宅に住んでいた祖母が悪徳業者に騙されたのをきっかけに外壁塗装110番を立ち上げました。累計20,000件を超えるお客様からの相談や、一級塗装技能士の資格を持つプロの職人に話を聞き、より正確な情報を掲載できるよう心掛けています。
【家に帰りたくないと思う瞬間ランキング】男女500人アンケート調査
仕事帰りに「ああ、今日は家に帰りたくないな」なんて思うこと、ありませんか?
あるいは「最近、家族や同居人の帰宅時間が遅いな」と感じている人もいるかもしれませんね。
最近では世代を問わず「家に帰りたくない」と感じる人が多いと言われています。
そこで今回は男女500人を対象にアンケートを実施。
「どんなときに帰りたくないのか」や「帰宅したくないときの対処法」を調査しました。
【調査概要】 ・調査対象:全国の10代以上の男女 ・調査日:2021年8月19日~20日 ・調査方法:インターネットによる任意回答 ・調査人数:500人(女性339人/男性161人) |
家に帰りたくないと思うことがある人は54.8%
まず「家に帰りたくないと思うことがありますか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
「よくある」「たまにある」をあわせて54.8%となり、半数以上の人が「家に帰りたくない」と思った経験があるとわかります。
また男女別に集計してみたところ、結果は以下のようになりました。
女性は「よくある(13.3%)」「たまにある(44.5%)」を合わせて57.8%、男性は「よくある(6.2%)」「たまにある(42.2%)」を合わせて48.4%と、女性の方が10%近く高いことがわかりました。
家に帰りたくないとき1位は「家族と不和・喧嘩中」
続いて「どんなときに帰りたくないと思うのか」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
回答数上位7位までをランキング形式で紹介します。
1位になったのは「家族と不和・喧嘩中」です。
2位以下は「家事・育児がツライ」「遊ぶのが楽しい」と続きます。
「家庭とケンカした」「家事・育児がツライ」「家族と顔を合わせたくない」など、家庭でのツラさやトラブルが原因で「帰りたくない」と思う人が多いとわかります。
「一人になりたい」という意見も多かった一方、8位以下には「家で一人きりなのが寂しい(9人)」という回答も。
一人暮らしなのか家族と住んでいるのかによっても、帰りたくない理由は異なるのだと推測できます。
なお「帰りたくないと思うことはない」と答えた人は500人中134人でした。
1位 家族と不和・喧嘩中
- 親同士が喧嘩していて気まずいとき(20代男性)
- 妻が不機嫌なとき(30代男性)
- 折り合いの悪い兄弟に会いたくないとき(20代女性)
1位は「家族と不和・喧嘩中」です。
「家族とケンカしているとき」「家族同士がケンカしているとき」「家族が不機嫌なとき」などの意見が寄せられました。
「実家に住んでいたころ、母親と仲が悪かったので帰りたくなかった」という人も。
また「同居人に帰宅連絡をしても返事がないときは帰りたくない。『返事なし=機嫌が悪い』ため、帰宅後に嫌な思いをさせられることが多いから」という人もいました。
2位 家事・育児がツライ
- 家に帰ると家事や育児などやることがたくさん。毎日だと家に帰るのを少し躊躇してしまう(20代女性)
- 帰ると子どもの世話などで忙しく、自分の時間がないから(30代男性)
- 「溜まっている家事をこなし、子どもと夫の面倒を見なければいけない」と気が重くなったとき(40代女性)
2位に入ったのは「家事・育児がツライ」。
「家事が溜まっているときは帰りたくない」「帰宅したら家事や家族の世話が待っていると考えると、帰りたくなくなる」などの意見が寄せられています。
「妻に夕飯の支度を手伝うよう言われて、帰りたくなくなる」という人も。
「家に帰ると介護をしないといけないので、気が抜けません。仕事も嫌いですが、介護よりはマシなのでずっと外にいたいです」という回答もありました。
3位 遊ぶのが楽しい
- 飲み会など友人らとワイワイしているとき(20代男性)
- 遊んで楽しかったとき、現実に戻りたくなくなる(30代女性)
- 友達や恋人など、誰かと一緒にいて盛り上がったとき(40代女性)
「遊ぶのが楽しい」が3位に入りました。
「友人と遊んだり旅行をしたりしていると、帰りたくなくなる」という人が多くいました。
「とても楽しいことがあった日は、家に帰ると即現実に戻る気がするので帰りたくないです」という人も。
「コンサートの余韻が残っていい気分なのに、帰宅すると雑事に追われる」という回答もありました。
4位 一人になりたい
- 実家暮らしです。仕事後「一人でゆっくりしたい」と思うときに、家に帰りたくないなと思います(20代男性)
- 仕事が終わって「今日はこれ以上人と関わりたくない」「誰かと話すのも疲れる」と思ったとき(30代女性)
- 悩みがあり、一人になりたいとき(40代女性)
4位は「一人になりたい」です。
「誰とも会いたくないとき」「話したくないとき」「干渉されたくないとき」に帰りたくなくなるという回答が寄せられています。
一人になりたい理由は「イライラしている」「なんとなく」「悩みがある」「一人で泣きたい」など。
家族と暮らしていると「帰宅後に誰とも話さない」のが難しいこともありますよね。
5位 仕事のストレスがある
- 仕事で嫌なことがあって、気持ちを切り替えられないとき(20代女性)
- 仕事で大きなミスをしたなど、落ち込んでいるときは家に帰りたくないと思います(30代男性)
- 仕事で大きな失敗をしたときと、減給の話があったときです(60代以上男性)
5位にランクインしたのは「仕事のストレスがある」です。
「仕事で失敗したとき」「職場で嫌なことがあったとき」に家に帰りたくなくなるという回答が寄せられています。
仕事で嫌なことがあると家に帰りたくなくなる理由は「気遣ってくれる家族の顔を見るのが申し訳なく感じる」「家族に弱音を吐いて心配をかけたくない」など。
また「仕事で大きなミスをすると、黙っていても自分の不機嫌な感情が伝わってしまい、家中がぎこちなくなるから」という回答もありました。
6位 疲れている
- 疲れて運転するのが嫌なとき(20代女性)
- 仕事で疲れている気分を、家に持ち込みたくないとき(30代女性)
- 仕事に疲れ、家に帰っても何も癒されないとわかっているので(40代男性)
「疲れている」が6位に入りました。
「疲れていると、家族とも話したくない」「疲れているのに家事・育児をしないといけないのがツライ」などの意見が寄せられています。
疲れたら家でゆっくりしたいですが「帰宅後に家事や育児をする」という状態だと、帰宅後にますます疲れてしまいそうですよね。
7位 家族と顔を合わせたくない
- 義実家で完全同居なので、毎日思います。とくに帰りたくないのは、義父の仕事が休みで昼間から家で酒を飲んでいるとき(30代女性)
- 妻と顔を合わせたくないとき(40代男性)
7位は「家族と顔を合わせたくない」。
「実家暮らしで、親に会いたくないとき」「家族に文句を言われそうなとき」に帰りたくないという回答が寄せられています。
「夫と顔を合わすとお金の話になりそうなとき」に帰りたくないという意見もありました。
家に帰りたくないときの対処法1位は「ゆっくり帰る」
最後に「家に帰りたくないときの対処法」を聞きました。
上位7位までをランキング形式で紹介します。
1位は「ゆっくり帰る」となりました。
2位以下は「飲食店に寄る」「商業施設に寄る」と続きます。
全体的に「帰宅前にリフレッシュやクールダウンの時間をとり、帰宅時間を遅らせる」パターンが多い結果に。
8位以下には「ネットカフェ・漫画喫茶で過ごす(17人)」「カラオケなどの娯楽施設に寄る(15人)」なども入っています。
また「諦めて帰る(9人)」「我慢して帰る(9人)」や、「帰宅はするが家で一人の時間を増やす(16人)」という回答もありました。
なお「対処法はない」と答えた人は70人でした。
では具体的な回答を紹介します。
1位 ゆっくり帰る
- 理由を考えて、少しだけ帰るのを遅くする(20代男性)
- 帰宅時間を2時間ほど遅らせる(30代女性)
- 遠回りのルートを歩いてゆっくり帰る(40代女性)
1位は「ゆっくり帰る」です。
「いつもより遅く帰る」「遠回りして気持ちを切り替えて帰る」などの回答が寄せられています。
どれくらい遅くするのかは人それぞれで「あまり遅くならない程度に」という人もいれば、「帰りたくないときは、寝る直前まで家に帰りません。スーパー銭湯で入浴し、帰宅したら寝るだけにします」という人も。
なお遅く帰るときには、事前に家族に了解をとっている人もいました。
2位 飲食店に寄る
- ずっとカフェにいます。少しゲームなどをして、心を落ち着かせてから帰ります(20代女性)
- まず冷静になりたいため、喫茶店など静かに落ち着ける場所で考えを巡らせます(30代男性)
- カフェで自分の好きなスイーツを食べて、リラックスして現実逃避をし、気分をあげます(40代女性)
2位に入ったのは「飲食店に寄る」。
「カフェでリラックスしてから帰る」「外食して気分転換する」などの回答が寄せられています。
「家に帰りたくない気持ちを落ち着かせてから帰る」など、帰宅前のワンクッションとしてカフェなどの飲食店を活用している人が多いとわかりました。
3位 商業施設に寄る
- 車通勤なのでどこかに出かけて買い物(20代男性)
- 買い物がてらスーパーなどに寄る(30代女性)
- ショッピングモールなどに行って時間を潰してから帰ります(40代女性)
「商業施設に寄る」が3位に入りました。
百貨店・スーパー・コンビニなどに立ち寄ってから帰るという人も多数いることがわかりました。
「目に入ったお店で、ゆっくり商品を見たりする」「ショッピング施設やコンビニに寄って、気分転換してから帰宅」という回答が寄せられています。
「職場がショッピングセンターなので、勤務が終わったら、そのまま閉店時刻まで粘る」という人もいました。
4位 帰宅後の楽しみをつくる
- 「楽しみにしてた録画を見るために帰ろう」と思うようにします(20代女性)
- 帰りたくない理由をなるべく忘れて、家に帰ってしたいことを思い出し、そちらにモチベーションを傾けるようにします(30代男性)
- コンビニやスーパーで自分の好きなお菓子やスイーツを買って帰り、みんなが寝たあとでこっそり食べます(40代女性)
4位は「帰宅後の楽しみをつくる」です。
「好きなお菓子を買って帰る」「楽しみにしていたドラマ・動画を見るために帰る」など、帰宅へのモチベーションを高めるよう工夫するパターンですね。
「漫画を買ってこれを家で読むぞと思いながら帰ります」「家事が終わったらゲームで現実逃避するんだと思って帰ります」という人も。
「ちょっと贅沢なテイクアウトをして、帰る理由を作る」という回答もありました。
5位 帰らない
- 信頼できる仲のいい友人の家に泊めてもらうか、ネットカフェで1晩を過ごします(10代男性)
- 彼や友達の家に泊まるか、漫画喫茶やカラオケで夜を明かす。家に帰らない(20代女性)
- ビジネスホテルやカプセルホテルで静かな一夜を過ごします(50代男性)
5位にランクインしたのは「帰らない」です。
ホテルに泊まったり夜通し遊んだりして「家に帰らない」というケースですね。
外泊先は「ホテル」「友達や恋人の家」と答えた人が多かったほか、「実家」「近くに住んでいる親戚の家」と答えた人も。
また「キャンプに行く」という回答もありました。
6位 散歩・公園で過ごす
- 散歩しながら気持ちを切り替えたり、公園でしばらく座っていたり、気持ちを一人で落ち着かせます(20代男性)
- 天気が良ければひたすら散歩する。犬を連れて公園などに行ってボーっとする(30代女性)
- 目的なくぶらぶらと周辺を歩き回り、時間を潰していました(40代女性)
「散歩・公園で過ごす」が6位に入りました。
「散歩して気持ちを落ち着かせる」「公園でコーヒーを飲みながらリフレッシュする」などの回答が寄せられています。
歩くとストレスが解消すると言われています。
そのため「イライラして帰りたくない」という人は、公園などを少し散歩してから帰るのもよさそうですね。
7位 ドライブする
- 30分~1時間ドライブします。時間が解決してくれるので、気持ちが収まるまで帰らず時間をつぶします(20代男性)
- 遠回りをしながら、時間の許す限りドライブをします(40代女性)
- 自動車でドライブがてらわざと遠回りして、気分を少し紛らわせてから帰ります(50代男性)
7位は「ドライブする」。
ドライブ中は一人の時間をもてて運転に集中できるので、気分の切り替えになりそうですね。
「ドライブしながら音楽を聴く」「好きなものを飲む」という回答もありました。
また「車の中で過ごす(17人)」は8位に入っています。
まとめ
男女500人を対象に「家に帰りたくないとき」についてのアンケート調査を行った結果、半数以上の人が「家に帰りたくないときがある」と答えました。
「帰りたくないとき」第1位は「家族と不和・喧嘩中」。
そして「帰りたくないときの対処法」第1位は「ゆっくり帰る」でした。
好きなものを買って帰るなど「帰宅後の楽しみをつくる」などの工夫も寄せられています。
また「家事を家族で分担する」「家事を後回しにする」「お惣菜を買って帰るなど、夕食の支度で少し手を抜く」といった回答も。
「家をキレイにして過ごしやすい環境を作っているので、帰りたくないと思ったことはあまりない」という声もありました。
「帰りたくない」と思ったら、できそうな対処法を取り入れてみてくださいね。